12日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比173円(0.62%)高の2万8096円だった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株への追加投資の検討を表明したことが引き続き大きな関心を呼んでいる。バフェット氏はすでに三菱商事を含む5大商社株を保有するが、市場では早くも「商社の次」を探す動きが盛り上がりをみせているバフェットの日本株追加投資で相場が一部活性化しています。日本国内では,日本株は見放された,稼ぐ力が全然足りない等々悲観的な見方が少なくないですが,外からみると違った景色が見えるのかもしれないですね。
「商社の次」を探す動きとは気が早いようにも思いますが,先読みするのが相場の常道で当たり前のお話ですね。バフェット氏は追加投資も予定しているとのことですが,いまから商社株を買っても上昇余地は知れているかと。それでは最初にバフェット氏が目を付けたときはどうだったでしょう?当ブログでも少しだけコメントしましたが,バフェットの商社株投資表明は2020年の8月でした。
三菱商事で確認すると,当時は2200円ほどで,昨日終値が4961円ですから2倍以上ですね。仕込み段階で買った三菱商事株式の配当利回りは5%以上ありましたから,含み益にインカムゲインを加えるとかなり利益を上げています。
いま振り返ると当時バフェットに追随買いすれば同じように利益を得ることができたのはたしか。しかし,バフェットが買ったから買うというよりも,一流商社の株式が低PBRで,銀行利息が0なのに配当利回りが5%という状況であれば,余裕資金の一部を振り向けるのが合理的というべきじゃないでしょうか?バフェットは当たり前の投資をしていたとみるべきかと。
当時はコロナ禍で誰もが慎重になっていましたが,短期的ならともかく中長期で考えるとコロナ明けにはモノもカネも動くわけで,いずれ商社株が恩恵を受けるのは予想できました。しかも私たち日本人にとって,日本株投資をするうえでバフェットのように為替リスクを意識する必要はありませんし。
とはいえ,以前に比べると日本市場も低PBRの修正が進みつつある中で,割安の優良銘柄を探すのはだんだん難しくなってきていると感じます。たしかにバフェットが次に何を狙うのかは参考になりそうですね
