東芝株の値動きがなんだか胡散臭い

ヤフーファイナンス:東芝チャート
東芝株が金曜日に年初来最高値を付けました。11月半ばに子会社の整理を公表し,先週ガン検査キット実用化だとかの材料が報じられ,極めつけは先日コメント致しました1部上場を可能とする東証規則改正のニュースが出ました。チャートをみると,26日の取引の終わりに凄い出来高を記録し,翌日から29日まで最高値を目指してマッシグラ⤴。なんと素晴らしい…。でも出来すぎる話には裏があると考えるのが研究者の健全な懐疑心というもの(笑)。
 一番値動きに影響を与えたと思われるネタは,上場規則の規制緩和の情報でしょう。もちろん,この情報が真実かどうかはまだ分かりません。日経がまたヤラカシタ可能性も否定できません
 しかし,かりにこれが事実であったらどうでしょう?先日コメントしたとおり,背後で国が手をまわしているとしたらそれ自体胡散臭い話ですが,それは一先ず措いておきましょう。もしこの情報を事前に入手していれば,公表前(今回の場合は新聞報道前という理解で可)に東芝株を買っておけばほぼ確実に利益を上げることができますよね。そういう売買も入っているのだとすると,とってもイカガワシイのではないでしょうか。26日の売買がそうだとは言わないですけどね
 でもね,かりにそうだとしても,インサイダー取引規制には引っかからないんですよ。というのは,上場規制の改正は東芝の内部情報ではなくて,東証(上場銘柄としてはJPX)の側の情報ですから。規制緩和されたら東芝が一部移行を申請するのは明らかですが,東芝はまだそんな決定はしていない(できるわけない)。金商法が外部情報でインサイダー取引規制の規定を設けているのは167条の公開買付けだけなんですよね。
 しかし,現行法がそうだとしても,こういう売買が規制対象にならない市場って公正といえるのかな?
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